【9】2次データを読み込む

野菜摂取におけるニーズギャップ

今年の夏は、水分の摂り過ぎか、飲み過ぎか、夏太りです。腰痛の為基本的にあまり運動しないので・・・
これ以上の肥満を防ぐため、先週スムージーを作れるミキサーを買いました。少し手間がかかるので使い続けられるかどうか不安でしたが、いざ飲んでみると、手間もさほどではなく、5日間続いています。
毎朝、小松菜やらパセリやら、バナナ、豆乳とでスムージー楽しんでいます。野菜を購入するようになると、統計はどうだろうと気になりました。今回は野菜、果物の摂取状況について追跡してみました。


農水省の食糧需給表によると、国民1人1年あたり供給純食料は、平成25年は概算で92.3kgと前年より微減しています。長期の傾向としては減少傾向とみるべきと捉えます。果実も同様に減少傾向にあります。

肉類は逆に増加しています。魚介類は減少ですので、肉食化がより進展しているにも関わらず、野菜果物が増加していないという健康的には望ましくない傾向にあるようです。
年代別には平成24年国民健康栄養調査にて、若年層の低摂取が確認できます。

果物についても同様の傾向ですが、20代30代と比較して60代70代との差が、顕著になっています。生活者の意識を探索してみました。

マイボイスコムの「野菜に関するアンケート調査(2014年3月実施)」によると、野菜好きな人は増加しています。3年前と比較して「好き」と回答した人は1.7ポイント増加しています。

反面、野菜摂取分量・頻度には不足感が大きいようです。好きな人80%(好き+やや好き)に対して、食べている58%(十分食べている+まああ食べている)という結果です。

東洋水産の調査(「野菜」をテーマにしたインターネット調査 全国20歳~69歳の男女300名 2013年9月実施)でも同様に、野菜が好きな人85%(好き+どちらかといえば好き)に対して、摂取に対する意識としては摂れていると考えている人は34%(十分に摂れている+摂れている方だと思う)に留まっています。

野菜が好きで、摂取する必要性も高いのに、摂取できていないというのは大きなニーズであると考えます。理由を考えると、やはり野菜を食べるのが面倒ということが大きいと考えます。中食化が進展しているなか家庭内で調理することを手間と感じる人が多いのではないかと思います。この大きなギャップを埋める商品・サービスが展開されることを期待したいと思います。

クックパッドの実施した2012年10月「グリーンスムージーに関するアンケート」でも、ほとんど100%の人がグリーンスムージーに興味をもっていながら、続かなかった理由として、「面倒」と回答する人が75%(野菜を揃えるのが面倒+作るのが面倒)となっています。

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執筆者:蛭川 速 / 2014.08.28