【3】超高齢社会の日本市場をマーケティング観点で考える

心と財布のゆとりを持ったシニア世代

日本は現在、世界中のどの国も経験したことのないスピードで、少子高齢化が進展しています。(図1参照)今後さらに高齢化が進んでいくことは人口動態的に紛れもない事実であります。(図2参照)

【図1 人口の推移と将来人口】


【図2 年代別構成比】

2010年に約4人に1人が老年人口となり、2020年にはそれが約3人に1人という構成比となります。
国内企業にとって、海外展開と同程度に日本市場の重要性を考えた場合、シニアのニーズを捉えたマーケティング展開は非常に有効であると考えます。
定年退職して時間とお金に余裕がありながら(図3、4参照)、今一つ消費の中心となり得ないシニア世代の気持ちを仮説として解明していきたいと思います。何故お金を遣わないでしょうか?どうしたらお金を遣うようになるのでしょうか?考えていきたいと思います。

【図3 年代別時間のゆとりの有無】

【図4 年代別資産・貯蓄に関する満足度】

執筆者:蛭川速 / 2012.08.20