【1】マーケティング仮説の重要性

③マーケティング仮説とは

「マネーボール」と同様に、ビジネスにおいても仮説を立てて検証するプロセスは効果・効率的なビジネス展開を計るうえで、とても重要なプロセスです。

仮説を持たず、ただやみくもに施策を検討することは時間的にも経済的にも無駄が多く、限りある経営資源の中で一定の成果を出すには、有効とは言えません。

マーケティングにおいても「仮説」を立て、「検証」していくプロセスを踏むことによって、精度の高い新商品企画や販売戦略の立案が可能となるのです。


マーケティングの現場においては、データや過去の実績を否定しゼロベースの発想を重要視する風潮があります。確かに自由な発想による施策は興味深く、その中にはとんでもない金脈が隠れているかもしれません。

そういった自由な発想を否定するのではなく、自由な発想に至る前の『現場の状況』をしっかりと抑えたうえで仮説を立てることが、効果効率的な施策を立案するには必要だということです。

マーケティング仮説とは

現場発の事実『Fact』に基づいて、なぜそのような状態になっているのか分析することで、顧客を巡る当該市場の状況を仮説として設定すること

執筆者:蛭川速 / 2012.08.17